●通性嫌気性菌とは??
【500mlに5.000億個の生菌配合!その特徴とは?】
通性嫌気性菌とは、簡単に言えば「酸素のある環境でも無い環境でも生存できる菌」のことです。通常水槽内に蓄積されたアンモニアや亜硝酸などの生物に有害な物質は、「好気性のバクテリア」によって更に害の低い「硝酸塩」に分解されます。しかしこの「好気性バクテリア」は字のごとく酸素のある環境でしか正常に生育出来ないため、水槽内には常に酸素が供給されていなければなりません。
その一方で「嫌気性のバクテリア」というものも存在します。こちらも字のごとく酸素の無い環境でしか正常に生育することは出来ません。こちらは先程の硝酸塩を「窒素」に分解することが出来ます。一般の水槽ではこの「嫌気性のバクテリア」を常在させることが困難なため、水槽内に蓄積された「硝酸塩」は、「換水」をすることによって除去するのが最も一般的だとされています。
●「PSBQ10」の効果について
【亜硝酸除去?コケの発生抑制?気になるその効果とは】
「PSB Q10」のもたらす効果は以下の通りです。
◆アンモニアや亜硝酸を除去し、水質を安定させる。
◆コケの発生要因である「リン」を除去する。
◆白濁りの原因である有機物
を除去する。 この中の「除去する」というのは、正確に言えばこの「PSBQ10の生菌が食べて分解をする」ということらしく、なんとこの分解時にはコエンザイムQ10(水槽内の生物に活力を与える)が副産物として発生するそうです。 またこの菌はアンモニアを窒素源として利用しているため、水槽内のアンモニアを速やかに減少させてくれます。●「PSBQ10」の使い方
【正しく使って最大限の効果を!】
「PSB Q10」の使い方は以下の通りです。
・飼育水12Lあたり10mlの添加(例:160Lの場合150ml添加)。
(なおこの時、濾過槽やフィルターに添加するとより高い効果を発揮する)
・水槽セット時や換水時、また魚の輸送時などにも使用可能。
・ライブロックのキュアリング時にも。
・よく振ってから投入する。
・水槽内に直接投入する際は、生物に直接かからないようにする。
・10~14日ごとに初回量と同量を添加するとより効果的。
※キャップ一杯:約7ml。
※他のバクテリアとの併用で更に効果を発揮。
※こちらの「PSBQ10 海水用」は「PSB Q10 淡水用」とは違い、海水中でその能力を最大限に発揮できるよう調整したもの。
●個人的商品レビュー
【飼育水の透明感が増し、キイロハギがアクティブになった!...気がする】
これは確かに気持ちの問題が大きく関係してくるのかもしれません...少なくとも実際にアンモニアや亜硝酸濃度を測って検証したわけではないのですが...。
しかし飼育水の透明感が増し、コケの発生が弱まったのは確かだと思います。これもこの「PSB Q10」によって飼育水中の栄養塩(亜硝酸)や有機物が分解されたからでしょうか?そこまで頻繁に換水をしなくてもここまで透明感を保てたのは、もしかするとこの商品のおかげなのかもしれません...。
なにがともあれ、やはり定期的な換水や安定した濾過バクテリアが保てていれば、必ずしも必要なものではないのかも...。私はこれからもお世話になるつもりですが(笑)。批判的すぎるのも面白くないですからね。せっかくあるのだから使ってみましょう。
【購入者・利用者の評判】
★★★★★
海水用・淡水用両方使ってみました。水の透明度が増し、魚も餌の食いつきがよくなったように感じます。新しい水槽を立ち上げようと思っているので、リピートしようと思います。
★★★★☆
立上げ後の水槽に使用。5日後、検査紙や生体等に特別な変化はありません。なので、今の所は調子の良い水槽で使用しても大丈夫かな・・・。今度は新規立上げ水槽や問題のある水槽などで試してみたいです。臭いはきついですが・・・。
★★★☆☆
水は最初こそ濁りましたが、すぐにきれいになり透明感が増したように感じます。海水魚は生き生きとしていますが、貝類の元気が少し気になります。死んだりはしていませんが・・・巻貝がよく裏向きになっています。
やはり、効果が実感できた方もそうでない方もいるようですね。しかし私同様、「水の透明度が増した」と感じられた方もそれなりにいるようなので...あながち間違いではないのかもしれません。
◆PSBQ10(海水用)
charm(チャーム)
charm(チャーム)
◆PSBQ10(淡水用)
charm(チャーム)
いかがでしたでしょうか?今回は「PSBQ10」についてご紹介させて頂きました。日々様々なメーカーから面白い商品が続々登場していますが...好奇心にまかせこれからも色々使ってみたいと思います。確かに、こういった類の商品は必ずしも水槽を持つ上で必要なもの...とは言えませんが、だからといって批判的になるのではなく、自分なりに試してみるのもまた、アクアの楽しみの一つなのではないでしょうか?それではまた、カシオでした!
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