「おすすめクラゲ図鑑」これさえあれば間違いなし!?ベスト5をご紹介

 生き物を飼育する上で大切なことは、「その生物についての知見を深めること」だと考えています。そこで今回は、これからクラゲの飼育を始めたいという方におすすめな、「クラゲの図鑑」をご紹介させて頂きます!あくまで個人的なおすすめベスト5のご紹介であるため、もしかするともっと良い本があるかもしれません...。しかし、私は現にこれらの本のおかげで何度も助けられました。自信を持ってご紹介致します。
その魅力と飼い方 おすすめクラゲ図鑑ベスト5をご紹介!

●はじめに


【大切なのは経験。その入り口こそが本である!】

しかしその前に一つ注意点を。本に書いてあることはあくまで「他者が経験して得た知識」であり、それをどう受け止めるのかはあなた次第です。別に本が嘘を載せているという訳ではありませんよ。ただ私が言いたいのは、「本で得た情報だけで形成された知識は、本物の知識ではないのではないか」...ということ。先程も記述しましたが、本はあくまで他者が経験して得た情報です。参考にするのは大いに良いことだと思いますが、それだけが正しいと思い込み頭でっかちになってしまうのはとても危険です。「本でこう書いてあったからそうなんだ!」と思うのではなく、その情報を自分なりに試し、失敗(もちろん成功も!)して、初めて「己の知識」となるのではないでしょうか?  大切なのは「経験」です。そのためにも、その入り口となる情報の収集は必要不可欠!是非自分なりの知識を築いていって下さい。

●おすすめのクラゲ図鑑ベスト5!


【第5位 最新クラゲ図鑑~110種のクラゲの不思議な生態~】

第5位は、2013年に誠文堂新光社より出版された「最新クラゲ図鑑~110種のクラゲの不思議な生態~」です。  本自体はそこまで厚くないですが、その紹介しているクラゲの種類数はなかなかのものです。またそれぞれに「分布」や「見られる時期」、「大きさ(傘径)」などが丁寧に記されており、かなり助けられています。ただ少し書き方がお堅いため、ややとっつきにくいと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。それでも、クラゲの体の部位説明など役に立つ情報は非常に豊富!持っておいて損はありませんよ。


【第4位 クラゲ~その魅力と飼い方~】

第4位は、2001年に誠文堂新光社より出版された「クラゲ~その魅力と飼い方~」です。  江ノ島水族館が監修を務めたそうですよ。記載されている種類数こそ上記の「最新クラゲ図鑑」には及びませんが...初めての方にも分かり易い内容で、まさに入門編としてうってつけでしょう。ただ注意点として、こちらはやや古い図鑑となるため、分類などが今と少し違っている場合があります(十文字クラゲ綱がまだ十文字クラゲ目として鉢虫綱に入っていました)。クラゲは未だに新種が続々と発見されており、まだまだよく分かっていない点が多いため、これは仕方がないですね。


【第3位 クラゲガイドブック】

第3位は、2000年にTbsブリタニカより出版された「クラゲガイドブック」です。  私が学生時代に初めて手にしたクラゲ図鑑です。いや懐かしい。ともあれそれが理由で3位にしたわけではありませんよ(笑)。写真も綺麗で情報量も豊富...これを手にしてよく海にクラゲ採集へと出かけていたものです。これまた少し古い図鑑であるため、分類や学名の表記が現在と異なる場合があります。しかし、クラゲ飼育(図鑑)の入門用としてはあの当時、非常に役立ってくれました。自信をもっておすすめ致します。


【第2位 クラゲのふしぎ】

第2位は、2006年に技術評論社より出版された「クラゲのふしぎ」です。  これは今までご紹介してきたクラゲ図鑑とは少し違った本になります。図鑑…と言うよりも文庫に近いですね。種類ごとにクラゲを紹介していくのではなく、クラゲという1つの「生物」を詳しく解説しています。体の構造や仕組みについてはもちろんのこと、その動きや行動に隠された意味に至るまで幅広く、なおかつ詳しく説明されています。神秘的なクラゲにまつわる不思議なお話が盛り沢山!まさにクラゲの雑学書とも言える一品です。


【第1位 日本クラゲ大図鑑】

栄えある第1位は、2015年に平凡社より出版された「日本クラゲ大図鑑」です。  2015年と比較的最近出版された本であるため、情報はまず間違いありません。そして驚くべきはその情報量!(本自体が大きいため当たり前かもしれませんが)。非常に沢山の種類が紹介されています。写真も非常に鮮明で美しく、パラパラとめくるだけでも楽しめそうな一品ですね。値段はこれまでに紹介してきたものより遥かに高価ですが...それでも一冊持っておいて損はありません。

 いかがでしたでしょうか?私カシオが個人的におすすめしたい5冊をご紹介させて頂きました。種類数が多いものであったり初心者にもわかりやすいように解説されているものだったり、それぞれに個性がありますね。しかし記事冒頭にも記述した通り、本に記載されている情報はあくまで「他者が経験して得た知識」です。情報を丸々鵜呑みにするのではなく、自分なりに考え、時には再現し、経験を経ることで初めてその人の知識となります。あくまでも私の考えですけどね。それではまた!カシオでした。
クラゲのふしぎ
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