エダアシクラゲの生態・学名・分布・時期

 その名の通り、触手が枝分かれになっているのが特徴のクラゲです。普段は泳がず、もっぱら海藻などにくっついていることが多いですが、時折泳ぐ姿も確認することができます。その泳ぎ方もまた非常に個性的で、ポンポンとバウンドするように泳ぎます。非常に可愛くて個人的にも好きなクラゲ。ただサイズが小さすぎるというのが難点でしょうか。よく見ないと見つけることが出来ません。  そんな彼らですが、水槽内に勝手に発生することがあります。恐らくこれは海から採集してきた海水や海藻、岩などに混ざってくるものかと思われます。以前に、海で採集してきたタコクラゲを入れていた水槽でポリプが大量発生する事件が起きました。「タコクラゲのポリプ!?」と喜んでいたのもつかの間、増える増えるわエダアシクラゲ。複雑な気持ちになりました。  クラゲ同士の混泳は、基本的に危険です。というのも、種類によってその刺胞毒の強さが違うからです。小さなエダアシクラゲとて立派な刺胞動物のクラゲ、触手の先端に刺胞の塊を持っています。クラゲを飼育する際は、別種のクラゲが混入してしまわないようくれぐれもお気を付けください。
エダアシクラゲ ヒドロ虫綱/花クラゲ目/エダアシクラゲ科

●エダアシクラゲとは


【学名】

Cladonema pacifica

【分布】

北海道~南西諸島

【時期】

初夏~秋

【傘高】

約5mm

【飼育水温】

室温 ▼以下関連商品
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