アカクラゲの生態・学名・分布・時期

 夏場ミズクラゲと共によく見かけるクラゲ、「アカクラゲ」。毒々しい見た目通り、なかなか強い毒を持っています。  そんな彼らには、いくつかの別名が付けられています。一つ目は「レンタイキクラゲ(連隊旗水母)」。これは、彼らの傘に放射線状に広がっている独特な模様からきているとされています。そして二つ目は「ハクションクラゲ」です。かの有名な戦国武将「真田幸村」はアカクラゲの毒に着目し、相手にくしゃみをさせるという武器を開発しました。アカクラゲの触手を乾燥し、粉末状にしたものを敵に使っていたようです。このことからそう呼ばれるようになったわけですね。  クラゲの触手に無数存在する「刺胞」は、たとえクラゲ本体から千切れ離れたとしても、容赦なく触れた相手を刺します。これはすなわち「反射」の働きによるもの。別にクラゲが刺したくて刺しているわけではありません。これを粉にして振りかけられれば...くしゃみですむとは到底思えないですけどね。
鉢虫綱/旗口クラゲ目/オキクラゲ科

●アカクラゲとは


【学名】

Chrysaora pacifica

【分布】

日本沿岸各地

【時期】

関東以南(4~5月)、東北(7~9月)

【傘径】

約30cm

【飼育水温】

室温 ▼以下関連商品
【アカクラゲ 吸盤吊るしタイプ】 【アカクラゲ Mサイズ】 【アカクラゲ Lサイズ】 ▼関連記事 アカクラゲ編Part1(魅力と生態について) アカクラゲ編Part2(模様の謎と別名について)
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