<目次>
●栄養・効能について
●中華クラゲのカロリー
●原材料は何クラゲ?
●中華クラゲの作り方
●おすすめのクラゲレシピ
●栄養・効能について
【クラゲは95%が水分...つまり栄養は?】
クラゲの体は約95%が水分で、その他5%のたんぱく質などで体が構成されています。そう、つまりビタミンなどはほとんど含まれていないのです。確かにこの保水力の高いたんぱく質、「化粧品」として有効ですが、体内に取り入れたところでその栄養価にはあまり期待出来ないようです。
しかし漢方の世界では、ちゃんと薬効があるとされているようです。主な効能としては、二日酔いや体のむくみ改善、また便秘改善などが挙げられます。
●中華クラゲのカロリーについて
【本当にダイエットに適している?他の食材とのカロリー比較】
さてそれでは、一番気になる「クラゲは本当にダイエットに適した食材なのか?」についてお話ししていきます。
みなさんは、「ダイエット向けの食材」と聞いて真っ先に何が頭に浮かびますか?鶏肉?お酢?大豆?玄米?あるいは魚?パッと思い浮かべるだけでも様々あるかと思います。そしてそれらの食材にはそれぞれ、ダイエットに向いていると言われる理由(効能・栄養)があります。そう例えば...。
- 穀物:食物繊維豊富で、腹持ちが良い。
- お酢:脂肪燃焼を促進させる。脂肪が付きにくくなる。
- 鶏肉:高タンパク低カロリー。
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- クラゲ(味付け無し100g)・・・22kcal
- 豆腐(100g)・・・72kcal
- バナナ(100g)・・・86kcal
- 鶏ササミ(100g)・・・105kcal
- 玄米(100g)・・・165kcal
- 鶏ムネ肉(100g)・・・191kcal
●原材料は何クラゲ?
【原材料は世間を騒がせたあの超巨大クラゲ!?】
「中華クラゲ」と聞くと、キノコの一種「キクラゲ」と誤解される方も多いとは思いますが、スーパーなどで「中華クラゲ」として売りに出されている物は、正真正銘の海に棲むクラゲが原材料(エチゼンクラゲ・ビゼンクラゲ・ヒゼンクラゲ)となっています。その中でも特に有名なのはやはり、ニュースで一躍有名となったあの超巨大クラゲ「エチゼンクラゲ」ですね。今回はせっかくなので、「中華クラゲ」の原材料になっているクラゲ達を種類ごとに詳しくご紹介していきたいと思います。
【ビゼンクラゲ】 鉢虫綱/根口クラゲ目/ビゼンクラゲ科 学名:Rhopilema esculentum 分布:本州、九州沿岸 傘径:約50cm 時期:夏~秋 大型の食用クラゲ(食用クラゲの中でも高級品)。有明海ではクラゲ漁も行われています。ビゼンクラゲはこれまで「スナイロクラゲ」とば別種であると考えられていましたが、近年「スナイロクラゲ」は「ビゼンクラゲ」にまとめられました。ちなみに名前の「ビゼン」とは、岡山県周辺の「備前地方」で採集されていたことに由来します。 ※現在は「備前地方」では見られず、「肥前地方」で見られる。
【ヒゼンクラゲ】 鉢虫綱/根口クラゲ目/ビゼンクラゲ科 学名:Rhopilema hispidum 分布:有明海以南 傘径:約60cm 時期:夏~秋 クラゲ漁が行われている有明海では、ヒゼンクラゲのことを「白クラゲ(乳白色のため)」、ビゼンクラゲのことを「赤クラゲ」と呼んでいます。ヒゼンクラゲはビゼンクラゲに比べ個体数は少ないとされていますが、東南アジアでは食用クラゲとして主に採集されています。刺胞毒は強めです。
●中華クラゲの作り方
【作り方は意外と簡単。ミズクラゲでも作れる!?】
それではここからは、海で泳ぐクラゲがどのように加工され「食品」となっていくかをご説明していきます。加工方法は意外と簡単で、言うなれば「塩漬け」にするわけです。
- ①クラゲの触手・付属器を除去する。
- ②真水を使い洗浄する(ミズクラゲの場合、数日餌止めをし胃を空に)。
- ③塩とミョウバンを6:1の割合で混ぜ合わせ、クラゲと一緒に2~3日漬け込む。
- ④出てきた水分だけを捨て、更に1日程漬け込む。
- ⑤水分が多すぎる場合は、再度④の工程を。
●おすすめのクラゲレシピ
【低カロリーでダイエットにおすすめ!超簡単クラゲレシピ】
◆ササミときゅうりのクラゲサラダ
低カロリー高タンパクで有名「ササミ」と食感の良いきゅうりを使ったサラダです。梅肉やポン酢(orお酢)を入れることで、よりさっぱりと召し上がれます。歯ごたえ満点で腹持ちも良い、ダイエットにも最適な一品です。 <材料>- 鶏のササミ肉:100g
- きゅうり:一本
- 梅肉(チューブでもOK):適量
- 中華クラゲ:200g
- お酢orポン酢:小さじ1~2杯
↑初めからシソを使用したさっぱりクラゲもおすすめ!!
いかがでしたでしょうか?スーパーなどでもよく見かける「中華クラゲ」。よくよく調べてみてみると結構面白い発見もあったりします。この他にもクラゲは化粧品や土壌改善肥料、また医学などでも様々な恩恵をもたらしてくれているようです。今後の活躍ぶりに大いに期待できそうですね。それではまた!カシオでした。
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