<目次>
●水温計の役割
●水温計の種類(アナログ式)
▶【アナログ式水温計の特徴】
▶【アナログ式水温計の使い方】
▶【アナログ式水温計商品紹介】
●水温計の種類(デジタル式)
▶【デジタル式水温計の特徴】
▶【デジタル式水温計の使い方】
▶【デジタル式水温計商品紹介】
●おすすめの水温計
●水温計の役割
【水温の管理は何よりも重要】
水温計の役割はもちろん「水の温度を計る」ことです。「何を今さら…」と思われるかもしれませんが、飼育水温を把握しておくということは水生生物を飼う上で何よりも重要なことなのです。
●水温計の種類(アナログ式)
【アナログ式水温計の特徴】
水温計には、アナログ式とデジタル式の2種類が存在します。まずは、アナログ式水温計の特徴から見てみましょう。
「アナログ式水温計」とは、水温計内に封入された水銀や灯油などが示す値を読み取ることで水温がわかるというタイプのものになります。赤色や青色の液が封入されているものが「灯油(着色)」で、銀色の液が封入されているものが「水銀」です。水銀タイプのものの方がより精確な水温を示しますが、現在は水銀よりも安いという理由から、灯油を使用したものが主流になっています。
またその他の特徴としては、「アナログ式水温計はデジタル式水温計に比べ種類が豊富」などが挙げられます。しかし、このアナログ式水温計はそのほとんどがガラス製であるため、扱いには十分注意する必要があります。
【アナログ式水温計の使い方】
アナログ式水温計には様々な形の物が存在しますが、キスゴム(吸盤)で水槽内に設置するタイプの物がほとんどです。本体がちゃんと飼育水に浸かるように設置しましょう。 また、このキスゴムというのは消耗品であり、劣化すると段々水槽面に付きにくくなってしまいますので、定期的な交換が必要になります。特に沈むタイプの商品を使用している場合、底に沈んだしまった水温計を毎回腕捲りして回収するのは中々面倒です。キスゴムの色が白くなってきたり硬くなってきたらなるべく早急に交換しましょう。
【アナログ式水温計商品紹介】
①GEX クリスタル水温計
とてもメジャーなタイプのスリムな水温計。着色された液(白灯油)が封入されており、ブルーやオレンジ、ピンクなどのバリエーションがあります。キスゴム(吸盤)が外れると本体が沈むため、大きな水槽だと回収がやや面倒?②エヴァリス きっちり計れる水温計
こちらはなかなか面白い水温計です。一般的なアナログ式水温計には通常、キスゴム(吸盤)は1つしか付いていませんが、こちらは何故か2個。こうすることで、水温計を縦にでも横にでも好きな角度で設置することができるようです。意味があるのかは別にして、なかなか面白い。③スドー 浮かべる水温計
こちらは水面に浮かべるタイプの水温計。一般的な横から観賞する水槽では少し使いづらいですね。めちゃめちゃ目立ちますし。しかし、上から覗くタイプの水槽(鉢など)で使用するのであればかなり便利です。メダカや鯉などの飼育におすすめ!④池用特殊水温計 らんちゅう
こちらも浮かべるタイプの水温計ですが、見た目が大分違いますね。一見すると一般的な水槽面に張り付けるタイプの水温計に見えますが、L字型の重りのおかけで目盛りが常に上を向いた状態になっています。⑤錦鯉用水温計(浮型) コイペット
こちらも浮くタイプの水温計になります。鯉などを飼育する広い場所での使用にもってこいのアイテム。⑥コトブキ アクアリウム ギアー
魚に最適な水温が一目でわかるように、目盛りが色分けされている商品です。縦でも横でも読み取れるユニークな目盛り仕様。⑦セラ 精密温度計
まさしく水温計といった形状の本商品。赤色に着色された石油が目盛りを読みやすくしてくれますね。最高50℃まで測定可能。⑧エンペックス 棒状温度計
「水槽内に余計なものは付けたくない!」という方にピッタリの水温計。●水温計の種類(デジタル式)
【デジタル式水温計の特徴】
水温計には、アナログ式とデジタル式の2種類が存在します。続いては、デジタル式水温計の特徴を見てみましょう。
「デジタル式水温計」とはその名の通り、水温をデジタルで表示してくれる水温計のこと。センサーのみを水槽内に投入するタイプのものが主流となっています。このデジタル式水温計の最も大きな利点はやはり、「水温がわかりやすい」という点につきますね。アナログ式のようにわざわざ目盛りを読み取る必要もなく、大きな液晶画面で水温をドンと表示してくれるのはかなりありがたいです。ただし全体的な値段はアナログ式よりも高く、また電池を必要とするためややコストはかかります。
商品の中には、「水温に応じて数字が浮かび上がってくるシールタイプ」のものや、「液晶画面ごと水中に沈めておくもの」、さらには「水槽外面に張り付けるだけで水温を表示してくれるもの」などもあります。
【デジタル式水温計の使い方】
デジタル式水温計はアナログ式ほどではないですが、それなりに種類もあります。一番メジャーなのは「センサーのみを水槽内に投入するタイプ」です。本体を水槽外の安定した場所(もしくは水槽外面に貼り付け)に設置し、その本体から伸びているセンサーのみを水中に沈めて下さい。センサーには大抵キスゴム(吸盤)が付属しているため、水槽内の好きな場所に固定することが出来ます。
また、こうした本体を水槽外に設置するタイプのほとんどは防水・防滴加工が施されていませんので、扱いには十分注意して下さい。
【アナログ式水温計商品紹介】
①テトラ デジタル水温計
「センサーのみを水槽内に投入するタイプ」のものになります。裏面にシール(マジックテープ)が貼れるようになっているため、水槽外面に本体を張り付ける個とも可能です。②ニチドウ マルチ水温計CT
こちらのデジタル式水温計は水温だけでなく、気温を測ることもできる優れもの。またメモリ機能も搭載しているため、最高最低の温度を記録することができます。③GEX ミニミニデジタル水温計
コンパクトなサイズのコードレスデジタル水温計。キスゴム(吸盤)で直接水槽内に固定する水中型の商品。④セラ デジタル温度計
こちらは水槽外面に貼るタイプのデジタル式水温計。温度に応じて数字が浮き出るようになっています。⑤GEX コードレスデジタル水温計 ワイド
水槽外面に貼るタイプの水温計。マジックテープが付いているため、取り外しが簡単になっています。大画面のため水温がわかりやすい!⑥GEX コードレスデジタル水温計・室温計
上記の商品に「室温計」の機能も追加搭載した商品です。相変わらずの嬉しい大画面。⑦新発売! コードレスデジタル水温計
こんなにもスタイリッシュなデジタル式水温計は初めて見ましたね。テープで貼るだけなので目立つこともなく、画面もとても大きいため水温が分かり易い。金と銀の二色から選べます。●おすすめの水温計
さてここからは、私カシオが個人的におすすめする水温計について、アナログ式とデジタル式それぞれご紹介していきたいと思います。
【ニッソー 観賞魚用水温計(アナログ式)】
やはり一番使いやすいオーソドックスタイプが一番のおすすめです。スリムなガラスタイプのものなど、水槽内でも目立たないようなアナログ式水温計もありますが…こちらの最大の特徴は、浮かぶという点です。
アナログ式水温計はそのほとんどがキスゴム(吸盤)で水槽面に固定するようになっているのですが、このキスゴムというのは結構な頻度で交換が必要になってきます。常に水に浸かっているわけですからね。そのため、水に沈んでしまう水温計だとキスゴムが外れてしまうたびに水底に沈んでしまうため、回収が面倒になります。これが大きい水槽になればなるほど難しくなるでしょう。そんな訳で、個人的にはキスゴムが外れてしまっても本体を回収しやすい「浮かぶタイプ」の水温計がおすすめです。
【ニチドウ マルチ水温計(デジタル式)】
こちらはセンサーのみを水中に投入する、デジタル式水温計の主流タイプです。しかしこちらの商品はなんとも嬉しいことに、防水・防滴仕様となっています。そして個人的にそそられるのが、「水槽の縁に本体を掛けることが出来る」という点。今までは本体をテープで水槽面に固定するか、スタンドを使って立てるかというものが多かったですが、「この水槽の縁に掛ける」というのはなんとも使い勝手が良いですね。
水温だけでなく気温も計れ、おまけにメモリー機能搭載のため最高最低温度が記録可能。見た目はややごついですが、そのデザインも個人的には好きです。おすすめの一品。
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